注文住宅の打ち合わせはどのくらい必要?期間の目安について解説します!
理想の注文住宅を建てるにあたって、打ち合わせはとても大切な役割を果たします。
自分たちの要望がうまく伝わらない、または担当者との間で認識が食い違ってしまうと、「思っていたのと違う」という結果になりかねません。
そこで今回は、注文住宅の大まかな流れや期間の目安や、注意するべきポイントについて解説します。
□注文住宅の打ち合わせの大まかな流れと期間の目安とは
注文住宅の打ち合わせの流れは大きく8つのSTEPに分けられます。
STEP1は土地の提案と資金計画を立てることです。
立地などについての希望を伝えると、担当者から土地が提案されます。
その土地を購入するかを、その場ですぐ決定する必要はありませんが、候補を絞っておくのに良いタイミングでしょう。
この時点で土地が決まっている場合には、住宅ローンの金額や自己資金額についても見通しをつけられます。
STEP2は土地の下見と金融機関の事前審査です。
周辺状況などに関しては、実際に足を運ばなければイメージしづらいですよね。
後々後悔しないためにも、なるべく現地を視察するようすることをおすすめします。
また土地が決定したら、金融機関へ住宅ローンの事前審査を申し込みます。
申込書は自分で記入する必要がありますが、審査の申し込みは担当者が代行してくれることが多いです。
STEP3はハウスメーカーとの契約です。
金融機関の審査に通り、住宅の設計段階になると、ハウスメーカーから住宅プランをいくつか提案されます。
その中から気に入ったものを選びましょう。
STEP4は住宅プランの確定です。
間取りや部屋数などを後から変更するのはとても骨が折れますよね。
そのためこの段階で、じっくり考えて住宅プランを決めるようにしましょう。
STEP5は水回りや外装設備の決定です。
水回りは日々の暮らしに欠かせない空間であるため、利便さは非常に重要です。
また外壁や屋根などの外装材から気に入ったものを選びましょう。
STEP6は金消契約と土地の決済です。
金消契約とは金銭消費貸借契約のことです。
申し込む金融機関によって変化しますが、場合によっては住宅が完成する直前に金消契約が行われます。
また、土地を購入する際には銀行から融資を受けた段階で土地の代金を支払う必要があります。
STEP7は地鎮祭と上棟です。
土地の決済が完了した後、その土地では地鎮祭が行われます。
家の購入は人生の中でも大きな節目になりますので、こういった行事があるとより思い出に残りますよね。
STEP8は竣工検査と引き渡しです。
住宅の建築が始まると、打ち合わせの回数はだいぶ減ります。
建物が完成したら、まずは打ち合わせ通りに工事が行われたかどうかを確認しましょう。
そういった確認も終了し、建物の残金を支払い終えると引き渡しが行われます。
□注文住宅の打ち合わせで注意すべきポイントとは
注文住宅の打ち合わせで注意すべきポイントを2つご紹介します。
1つ目は予算の上限を決めておくことです。
注文住宅はあらゆることを自分で決められるため、ついつい当初の予算をオーバーしてしまう場合もあるでしょう。
そのため注文住宅を建てる際、金銭関係でトラブルになるケースはとても多いです。
あらかじめ予算の上限を決めておくことで、担当者が提案しやすくなり、むしろ打ち合わせがスムーズにいったという事例もあります。
2つ目は事前準備をしっかりと行うことです。
特に大切なのが、家族間で意見をまとめておくことです。
誰かにとっては過ごしやすい家でも、他の人はそうでないかもしれないため、なんともといえないというケースもあります。
事前に家族で話し合いの場を設けて、家族みんなが満足できる注文住宅を実現させましょう。
□まとめ
今回は注文住宅の打ち合わせについて詳しく解説しました。
注文住宅を建てる場合1から自分たちで決めるため、打ち合わせを何度も行い、担当者と共通の認識を持つことがとても大切です。
今回ご紹介したようなポイントを押さえ、理想の注文住宅を実現させましょう。