• HOME | 
  • BLOG | 
  • 注文住宅の予算はどう決める?住宅購入予算の決め方について解説

BLOGブログ

注文住宅の予算はどう決める?住宅購入予算の決め方について解説

家づくりお役立ち情報
2021.08.14

注文住宅を建てる、それは人生における大きな決断です。
夢を形にする一方で、膨大な費用が伴うため、不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
特に、予算は家づくりの根幹をなす重要な要素です。
適切な予算を決め、計画的に進めることで、理想のマイホームを手に入れることができます。
今回は、注文住宅の平均費用や相場感、賢い予算の決め方、費用を抑えるための具体的な方法などを解説し、スムーズな家づくりをサポートします。

 

注文住宅の平均費用と相場感

土地代を含む平均費用

注文住宅の平均費用は、土地の価格や建築費、諸費用などによって大きく変動します。
全国平均では、土地代を含む注文住宅の平均費用は5,000万円前後とされています。
しかし、これはあくまで平均値であり、地域や建物の規模、仕様によって大きく異なります。
首都圏など土地価格の高い地域では、さらに高額になる傾向があります。
一方、地方都市などでは、より低価格で注文住宅を建てることが可能です。
令和4年度のデータでは、土地購入費用の平均は約1,622万円、建築費用の平均は約3,431万円でした。
これらを合計すると、約5,052万円となります。
しかし、近年は資材価格の高騰などの影響で、平均費用は上昇傾向にあります。
そのため、最新のデータや地域特性を考慮した上で、予算を検討することが重要です。

建築費用内訳と平均費用

建築費用は、大きく分けて本体工事費と付帯工事費に分けられます。
本体工事費は、建物の構造、内外装、住宅設備などにかかる費用で、総費用の約70%を占めます。
付帯工事費は、地盤改良工事、水道などのインフラ工事、外構工事など、本体工事以外にかかる費用で、総費用の約20~25%程度です。
これらの費用は、建物の規模や仕様、使用する材料によって大きく変動します。
例えば、高価な建材を使用したり、高度な技術を要する工事を施したりすれば、建築費用は高額になります。

諸費用と平均費用

諸費用には、土地の仲介手数料、登記費用、住宅ローンの事務手数料、保険料、引越し費用など、様々な費用が含まれます。
これらの費用は、総費用の約5~10%程度と推定されていますが、これも状況によって大きく変わります。
例えば、土地の購入に際して仲介業者を利用する場合、仲介手数料が発生します。
また、住宅ローンを組む場合も、事務手数料や保険料などが発生します。
これらの諸費用は、事前にしっかりと把握しておくことで、予算オーバーを防ぐことができます。

注文住宅予算の賢い決め方

自己資金と貯蓄額の見極め

注文住宅の建築には、自己資金と住宅ローンを組み合わせることが一般的です。
自己資金は、頭金や諸費用に充当されます。
一般的には、総費用の20%程度を自己資金として用意することが推奨されています。
令和4年度のデータでは、建築費用に対する平均自己資金額は735~1,023万円となっています。
ただし、自己資金の割合は、個人の経済状況やリスク許容度によって調整する必要があります。
自己資金が少ない場合は、住宅ローンの返済期間が長くなり、総返済額が増加する可能性があります。

住宅ローンの返済計画とシミュレーション

住宅ローンは、返済期間や金利、返済方法によって、毎月の返済額が大きく異なります。
返済負担率(年間返済額/年収)は、20~25%程度に抑えることが理想とされています。
年収500万円の場合、年間返済額は100~125万円が目安となります。
住宅ローンシミュレーションツールなどを活用し、様々な条件を検討することで、無理のない返済計画を立てることができます。

土地と建物の予算配分

土地と建物の費用配分は、地域やライフスタイルによって異なります。
土地価格が高い地域では、建物の費用を抑える必要が出てきます。
一般的には、土地と建物の費用比率を3:7程度にするのが良いとされていますが、これはあくまで目安です。
土地にこだわりたい場合は、建物の仕様をシンプルにするなど、バランスを取ることが重要です。

 

注文住宅の予算を抑えるための具体的な方法

建築デザインと素材の選択

シンプルで無駄のないデザインにすることで、建築費用を抑えることができます。
また、建材の選定も重要です。
高価な素材にこだわるのではなく、コストパフォーマンスの高い素材を選択することで、費用を抑えることができます。

設備・仕様のグレード調整

キッチンや浴室、トイレなどの設備は、グレードによって価格が大きく異なります。
必要最低限の機能を備えた設備を選択することで、費用を抑えることができます。
また、オプションについても、本当に必要なものだけを選択するようにしましょう。

間取りの見直しと工夫

無駄なスペースをなくし、コンパクトな間取りにすることで、建築費用を抑えることができます。
例えば、廊下を短くしたり、収納スペースを工夫したりすることで、面積を削減できます。

注文住宅の予算に関するFAQ

Q1:注文住宅の建築にかかる期間はどのくらいですか?

A1:建築期間は、設計期間や工事期間、天候など様々な要因によりますが、一般的には6ヶ月~1年程度かかります。
ただし、複雑な設計や天候不良などにより、さらに期間が必要になる場合もあります。

Q2:住宅ローンはどの金融機関で借りるのが良いですか?

A2:住宅ローンは、各金融機関によって金利や返済条件が異なります。
自身の状況に最適な条件のローンを選択することが重要です。

Q3:建築中に追加費用が発生する可能性はありますか?

A3:設計変更や追加工事などにより、当初の予算を上回る費用が発生する可能性があります。
契約前にしっかりと確認し、予期せぬ費用が発生した場合に備えて、余裕を持った予算を立てることが重要です。

 

当社の規格住宅「TRETTIO」とは

当社には、規格住宅「TRETTIO」があります。

この住宅は以下の4つのステップで価格が決まります。
・スタイル・タイプ・間取りを選ぶ
・エネルギーを選ぶ
・家具やインテリアなどを選ぶ
・建築費の金額を算出する

また、規格住宅なので、建築に必要な費用が事前に確定します。
ゆえに、土地選びやインテリア選びにかけられるお金がわかりやすいというメリットがあります。
予算の決め方にお困りの方は、当社の規格住宅「TRETTIO」はいかがでしょうか。

 

まとめ

注文住宅の建築費用は、土地代、建築費、諸費用を総合的に考慮する必要があります。
平均費用を参考にしながらも、地域特性や自身のライフスタイル、経済状況を踏まえた上で、無理のない予算計画を立てることが重要です。
自己資金、住宅ローン、返済計画を綿密にシミュレーションし、デザインや素材、設備仕様などを賢く選択することで、理想のマイホームを予算内で実現できます。
今回はご紹介した情報を参考に、家づくりを成功させてください。

このページのトップへ戻る