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地震に強い構造の家を建てる!3つの構造と耐震等級を解説

家づくりお役立ち情報
2024.12.28

地震はいつ起こるか予測ができません。
だからこそ、地震に強い家を建てることは、大切な家族を守る上で非常に重要です。
この記事では、地震に強い家を建てるための3つの構造、耐震構造、制震構造、免震構造の特徴をわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

 

地震に強い家のための3つの構造

 

地震に強い家を実現するためには、建物の構造が大きく影響します。
一般的に、地震に強い家を実現するための構造は、以下の3つに分けられます。

 

1: 耐震構造

耐震構造は、建物の強度を高め、地震の揺れに耐えるように設計された構造です。
柱や梁(はり)を太くしたり、壁を厚くしたりすることで、地震の力を分散させ、建物が倒壊するのを防ぎます。
耐震構造は、建築基準法で定められた基準を満たす必要があり、すべての建物に義務付けられています。

 

2: 制震構造

制震構造は、建物の揺れを吸収することで、地震による被害を軽減する構造です。
建物の壁や床に、ダンパーと呼ばれる装置を取り付けることで、地震のエネルギーを吸収します。

 

3: 免震構造

免震構造は、建物と地面の間に免震装置を設置することで、地震の揺れを建物に伝わりにくくする構造です。
免震装置には、建物と地面の間に隙間を作り、地震のエネルギーを吸収する「アイソレーター」と、地震が収まった後に元の位置に戻すための「ダンパー」があります。
免震構造は、地震のエネルギーを効率的に吸収できるため、建物の揺れを大幅に抑制できます。

 

耐震等級とは?

 

耐震等級とは、建物の耐震性能を表す指標です。
耐震等級は、1~3級の3段階に分かれており、数字が大きくなるほど耐震性能が高いことを示します。

 

1: 耐震等級1級

耐震等級1級は、建築基準法で定められた最低限の耐震性能を満たすレベルです。
耐震等級1級の建物は、震度6強程度の地震でも倒壊しないように設計されています。

 

2: 耐震等級2級

耐震等級2級は、耐震等級1級の1.25倍相当の耐震強度を持つレベルです。
耐震等級2級の建物は、耐震等級1級の建物よりも地震に強く、より高い安全性を求める方におすすめです。

 

3: 耐震等級3級

耐震等級3級は、耐震等級1級の1.5倍相当の耐震強度を持つレベルです。
耐震等級3級の建物は、耐震等級1級、2級の建物よりもさらに地震に強く、最も高い安全性を求める方におすすめです。

 

まとめ

 

地震に強い家を建てるためには、耐震構造、制震構造、免震構造の3つの構造について理解することが重要です。
みなさんのニーズに合わせた最適な構造を選択することが大切です。
また、耐震等級も建物の耐震性能を表す指標であり、地震に強い家を建てるためには、高い耐震等級の建物を選ぶことが重要です。

当社はこれまで、富山市周辺で地震に強い家づくりを手掛けてまいりました。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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