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室内熱中症の原因と対策!工場、家、職場での具体的な対策を徹底解説

家づくりお役立ち情報
2024.10.04

夏本番。
最近は、日中だけでなく、夜になっても気温が下がらず、室内でも熱中症になるリスクが高まっていると感じませんか。
特に、長時間室内で過ごすことが多い方は、エアコンの効きすぎや、窓を閉め切った状態での生活など、様々な要因が重なり、知らないうちに熱中症になっている可能性があります。
この記事では、室内熱中症の原因と、場所別の対策について詳しく解説していきます。

□室内熱中症の原因を知ろう!

室内熱中症は、環境、からだ、行動の3つの要因が複合的に作用して起こります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

*環境

室内熱中症を引き起こす環境要因としては、高温多湿、風通しの悪さ、エアコンの効きすぎなどが挙げられます。

1:気温が高い

室温が28℃を超えると、熱中症のリスクが急上昇します。
特に、窓際や日当たりの良い場所は、室温が上がりやすいので注意が必要です。

2:湿度が高い

湿度は60%を超えると、汗が蒸発しにくくなり、体温が上昇しやすくなります。
そのため、蒸し暑い日は、特に熱中症に注意が必要です。

3:風通しが悪い

風通しが悪いと、室内の空気が停滞し、熱気がこもりやすくなります。
換気をこまめに行い、空気を循環させることが大切です。

4:エアコンの効きすぎ

エアコンの温度設定が低すぎると、身体が冷えすぎてしまい、体温調節機能が低下し、熱中症のリスクが高まる可能性があります。
適温に設定し、室温と外気温の差を5℃以内に保つようにしましょう。

*からだ

体調不良や体力低下なども、熱中症のリスクを高める要因となります。

1:寝不足や疲労

睡眠不足や疲労は、体温調節機能を低下させます。
十分な睡眠と休息をとり、体調を整えることが大切です。

2:脱水状態

水分不足は、血液の循環を悪くし、体温調節機能を低下させます。
こまめな水分補給を心がけましょう。

3:食事不足

栄養不足は、体力を低下させ、熱中症のリスクを高めます。
バランスの取れた食事を心がけ、エネルギーを補給しましょう。

*行動

生活習慣や行動も、熱中症のリスクに影響を与えます。

1:激しい運動

室内での運動や作業は、体温が上昇しやすいため、無理のない範囲で行いましょう。

2:長時間の作業

長時間同じ姿勢で作業をしていると、血行が悪くなり、体温調節機能が低下する可能性があります。
こまめな休憩を挟み、身体を動かしましょう。

3:水分補給を忘れる

水分補給を忘れると、脱水状態になり、熱中症のリスクが高まります。
こまめな水分補給を心がけましょう。

□場所別の対策で安心!

室内熱中症を防ぐためには、場所別に適切な対策を行うことが重要です。

1:リビング

リビングは、家族が集まる場所であり、長時間過ごすことが多い場所です。
そのため、室温管理が非常に重要です。

・エアコンとサーキュレーターの併用
エアコンだけでは、部屋全体の温度が均一にならない場合があります。
サーキュレーターを併用することで、室温を均一に保ち、効率的に冷房効果を高めることができます。

・窓を開けて換気
窓を開けて換気することで、室内の空気を入れ替え、熱気を逃がすことができます。
ただし、外気温が高い場合は、効果が薄れてしまうため、時間帯や気温に注意が必要です。

・遮光カーテンの活用
遮光カーテンは、日差しを遮断し、室温の上昇を抑える効果があります。
特に、日当たりの良い窓には、遮光カーテンを取り付けることをおすすめします。

2:寝室

寝室は、睡眠をとる場所であり、室温が上がりすぎると、寝苦しくなり、睡眠の質が低下してしまいます。

・エアコンの使用
夜間もエアコンを使用し、室温を適切に保つことが大切です。
就寝前にエアコンの温度設定を見直し、室温が上がりすぎないように注意しましょう。

・涼しい素材のパジャマ
吸汗速乾性のある素材のパジャマを選びましょう。
汗をかいても、ベタつきにくく、快適に眠ることができます。

・冷房器具の活用
冷風機や扇風機などを活用し、室温を下げることも有効です。
ただし、冷房器具は、エアコンほど冷房効果はありません。
エアコンと併用して使うことをおすすめします。

3:キッチン

キッチンは、コンロなど火を使う場所であり、熱気がこもりやすく、熱中症のリスクが高い場所です。

・換気扇の使用
換気扇を回し、熱気や蒸気を外に逃がしましょう。
特に、料理中は、換気扇を強運転にすることが大切です。

・サーキュレーターの活用
サーキュレーターを窓際に設置することで、室内の空気を循環させ、熱気を逃がすことができます。

・火を使わない調理
電子レンジやオーブンなどの電気調理器具を活用し、火を使わない調理をすることも有効です。

4:ベランダ

ベランダは、洗濯物を干したり、植物に水をやったりするなど、屋外での作業を行う場所です。

・日差し対策
日傘や帽子などを着用し、日差しを避けましょう。

・こまめな休憩
作業中に休憩を挟み、水分補給を心がけましょう。

・屋外作業用の服装
吸汗速乾性のある素材の服装を選びましょう。
帽子や日焼け止めクリームなども忘れずに着用しましょう。

 

□まとめ

室内熱中症は、環境、からだ、行動の3つの要因が複合的に作用して起こります。
場所別に適切な対策を講じることで、室内熱中症のリスクを軽減することができます。
リビングでは、エアコンとサーキュレーターの併用や遮光カーテンの活用、寝室では、エアコンの使用や涼しい素材のパジャマの着用、キッチンでは、換気扇やサーキュレーターの活用、ベランダでは、日差し対策やこまめな休憩など、場所ごとに適切な対策を講じましょう。
熱中症は、適切な対策を講じることで防ぐことができます。
この記事を参考に、涼しい夏を過ごしましょう。

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