子育て世代のリフォームを補助する子どもエコホーム支援事業とは？
小さなお子さんを持つご家庭にとって、住まいの環境は、お子さんの成長にとって非常に重要です。
しかし、住まいのリフォームとなると、費用面がネックとなり、なかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そこで注目したいのが、「子育てエコホーム支援事業」です。
本記事では、子育てエコホーム支援事業の概要と注意点について解説します。
□子育て世代のリフォームを補助する子育てエコホーム支援事業とは？
子育てエコホーム支援事業は、住宅の省エネ性能を向上させることで、地球温暖化対策に貢献することを目的とした国の補助金制度です。
前年度までの「こどもエコ住まい支援事業」をさらに進化させたもので、より多くの世帯が利用しやすくなりました。
本事業では、一定の条件を満たすリフォームを行うことで、最大100万円の補助金が受け取れます。
対象となるリフォーム内容は、外壁や屋根の断熱改修、窓の断熱改修、高効率な給湯器やエアコンの設置など、幅広く設定されています。
＊補助金の金額と対象となるリフォーム内容
「開口部の断熱改修」 「外壁、屋根・天井または床の断熱改修」 「エコ住宅設備の設置」のいずれかを必須としています。
上記のリフォームと同時に「子育て対応改修」 「防災性向上改修」 「バリアフリー改修」 「空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置」 「リフォーム瑕疵保険等への加入」が補助対象になります。
子育てエコホーム支援事業の補助金は、リフォーム内容によって異なります。
リフォームメニューごとに補助金額が設定されていて、補助金額を積み上げた金額が実際に交付される金額となります。
＊補助金の上限額
補助金額には上限が設定されており、世帯の属性によって上限額が変わります。
例えば、子育て世帯または若者夫婦世帯であり、住宅の購入を伴うリフォームの場合は、1戸当たりの補助上限額が60万円となります。
一方、その他の世帯でリフォームを行う場合は、1戸当たりの補助上限額が20万円となります。
補助金を利用する場合は、事前に上限額を確認しておくことが大切です。
□補助金の活用方法と注意点
子育てエコホーム支援事業には、いくつかの注意点があります。
1:補助対象となる製品が決まっている
補助が適用されるのは、「子育てエコホーム支援事業」の事務局に申請・登録された製品のみとなります。
そのため、必ずしも自分が気に入ったメーカーの製品でリフォームできるわけではありません。
リフォーム前に、補助対象製品かどうかを確認するようにしましょう。
2:組み合わせに注意が必要
補助を受けるには、「開口部の断熱改修」 「外壁、屋根・天井または床の断熱改修」 「エコ住宅設備の設置」のいずれかのリフォームを伴っている必要があります。
3:補助額の合計にも注意が必要
補助額の合計が5万円未満の場合は補助が適用されません。
補助額が5万円に満たない場合は、他のリフォーム工事と組み合わせることを検討しましょう。
□まとめ
子育てエコホーム支援事業は、リフォーム費用を大幅に削減できる大変お得な制度です。
ただし、補助金を受けるためには、いくつかの条件や注意点があります。
リフォームを検討する際には、事前に事業内容や申請方法などをしっかりと理解しておくことが大切です。
当社では高性能な住宅へのリノベーションを承っております。
綿密な建物の現状把握から行いますので、富山市周辺でリノベーションをお考えの方はぜひ当社にご相談ください。
