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スーパーウォール工法のシロアリ対策とは?快適な住まいへのアプローチ

家づくりお役立ち情報
2024.06.19

スーパーウォール工法は、その高い気密性と断熱性によって、現代住宅に求められるさまざまな利点を提供します。
これは特に、長期的な家のメンテナンスや維持コストに敏感な家庭にとって、非常に魅力的な建築方法です。
今回は、スーパーウォール工法がどのようにシロアリ対策として機能するか、また快適性と持続可能性にどのように寄与するかに焦点を当ててご紹介します。

□スーパーウォール工法のシロアリ対策と住宅保護

スーパーウォール工法におけるシロアリ対策の有効性は、その構造から明らかです。
この工法では、以下の3点が特に重要です。

1:ベタ基礎の採用

スーパーウォール工法では、ベタ基礎を採用しています。
ベタ基礎とは、基礎全体が一枚のコンクリート板のように設計されており、地面全体を均一にカバーします。
これにより、基礎と地面との間に隙間が生じる余地が極めて少なくなり、シロアリが侵入しにくい構造が実現されています。
さらに、シロアリ防御のために、基礎の下に散布された薬剤がシロアリの侵入を阻止する二重の保護を提供します。

2:高い気密性

スーパーウォール工法によって建てられた住宅は、気密性に非常に優れています。
気密性が高いと、外部からの湿気の侵入が抑えられ、内部環境を乾燥させやすくなります。
シロアリは湿度が高い環境を好むため、高い気密性はシロアリの生息条件を厳しくし、その侵入リスクを効果的に減少させられます。
結露が壁内に発生すると、それが木材の腐敗を引き起こし、シロアリの格好の餌場となる可能性がありますが、この工法はそれを防ぎます。

3:内部の乾燥状態の維持

この工法では、壁体内部の湿気管理も非常に重要なポイントです。
壁内の結露を防ぐために、適切な通気路が設けられており、内部が常に乾燥した状態を保てます。
乾燥状態が維持されることによって、木材が腐りにくくなり、シロアリが寄り付かない環境が確保されます。
また、これにより長期にわたって建物の耐久性が保たれ、住宅の保護にも寄与しています。

□スーパーウォール工法の快適性と持続可能性

スーパーウォール工法のもう1つの大きな特長は、その快適性と持続可能性です。
この工法では以下のような特徴があります。

1:温度差の少ない快適な居住空間

断熱性が高く、室内の温度差を大幅に抑えられるのです。
これにより、冬は暖かく夏は涼しく、一年中快適な室温を保てます。

2:高いエネルギー効率

気密性と断熱性の高さは、エネルギー効率の向上にも直結します。
これにより、暖房費や冷房費の削減が期待でき、経済的にも大きなメリットがあります。

3:自然災害への強さ

スーパーウォール工法は耐震性にも優れており、地震や台風などの自然災害から家族を守れます。
これは災害が多い日本において、非常に重要な特性です。

□まとめ

スーパーウォール工法は、シロアリ対策はもちろんのこと、住宅の快適性と持続可能性においても優れた性能を発揮します。
これらの特長により、家族の健康と安全を守りながら、長期的な住宅維持コストを抑えられるのです。

富山市周辺で住宅のご相談は当社にご連絡ください。

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