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耐震等級3制振の家を建てるメリットについて解説します!

家づくりお役立ち情報
2024.05.08

地震大国日本において、耐震性能は家を建てる際の重要な検討事項です。
特に耐震等級3で制振もできる家については、そのメリットが注目されています。
本記事では、耐震等級とは何か、そして耐震等級3で制振もできる家を建てる具体的なメリットについて解説します。

□耐震等級とは?

耐震等級とは、住宅の耐震性を示す指標で、品確法(住宅品質確保促進法)によって定められています。
この等級は、建物の耐震性能を数値で示し、等級が高いほど建物は強く、大きな地震にも耐性があります。
耐震等級は3段階に分かれており、以下の通りです。

*耐震等級1

最も基本的な耐震性能で、建築基準法の最低限の要求を満たすレベルです。
主に小規模な地震に対して建物が倒壊しない程度の強さを有しています。

*耐震等級2

耐震等級1に比べて1.25倍の耐震性能を持ちます。
これは中規模の地震に対しても建物が損傷するリスクを低減します。

*耐震等級3

耐震等級1から見ると1.5倍の耐震性能を誇ります。
大規模な地震が発生しても建物の損傷が少なく、倒壊のリスクを著しく低減できます。

□耐震等級3!制振できる家を建てるメリット

耐震等級3の家は、最高レベルの耐震性能を備えているため、多くのメリットがあります。

1:安全性の向上

大きな地震が発生しても、建物が倒壊するリスクが非常に低いため、居住者の命を守ることにつながります。
たとえば、震度6強以上の地震が起こった場合に、耐震等級1や2の家に比べて建物の損傷が格段に少なく、倒壊や崩落のリスクが低減されるということを意味します。
その結果、家族の安全を確保することが可能となり、居住者の不安が大きく軽減されます。

2:維持費の削減

地震による損傷が少ないため、修復にかかるコストが抑えられます。
また、耐震等級3の家は、地震発生後も修理の必要性が減るため、結果として住宅の維持管理費用を大幅に削減することができるといったメリットもあります。

3:資産価値の保持

耐震性能が高い家は、将来的にも価値が下がりにくく、資産としての価値を長持ちさせられます。
これは、耐震等級3の認定を受けた住宅が市場で高く評価されることからも明らかです。
実際に売却時にも、耐震性の高い家は通常の家に比べて高価格で売却できる可能性があります。

□まとめ

耐震等級3で制振もできる家は、その高い安全性と経済性から、多くのメリットがあります。
災害が多いこの国において、耐震等級3の家を選ぶことは、家族を守るための賢明な選択といえるでしょう。
安心して長く快適に暮らすためにも、耐震性の高い家づくりは重要です。

当社は、耐震等級3を標準装備し、制振構造も取り入れています。
富山市周辺で耐震性に優れた家にご興味のある方は、ぜひ当社までご相談ください。

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