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旧耐震基準と新耐震基準の違いとは?耐震性を最大化する住まい選び

家づくりお役立ち情報
2024.04.23

賢明で家族の安全と将来を深く考える人々にとって、住宅の耐震基準の理解は欠かせない知識です。
多くの方が、地震のリスクを減らし、安心して生活できる住まいを求めています。
この記事では、旧耐震基準と新耐震基準の違いを掘り下げ、耐震性の高い住まい選びに役立つ情報をお伝えします。

 

□旧耐震基準と新耐震基準の根本的な違い

 

1981年5月31日以前に設計された建物は旧耐震基準に基づいており、震度5強の地震に耐える構造が求められました。

しかし、現代における地震の規模と頻度を考えると、この基準だけでは安全性に不安が残ります。
実際、旧耐震基準の物件は、地震発生時の倒壊リスクが高いとされています。

 

1:旧基準の限界

旧耐震基準の建物は、震度5強程度の揺れには耐えられる設計ですが、それ以上の力には対応しきれない可能性があります。
これは、日本で過去に発生した多くの地震がこの基準を超える揺れを引き起こしたため、不安を感じる方が多いのです。

 

2:新基準の信頼性

一方、1981年6月1日以降に設計された建物は、新耐震基準に則っています。
これは震度6強や7にも耐えうる強度を備え、より安全な住まいを実現しています。
新耐震基準に基づく建物は、地震のリスクを大幅に低減させられるため、信頼性が一目でわかります。

 

 

□耐震性を高めるために私たちができること

 

地震に強い住まいを手に入れるためには、ただ新耐震基準の物件を選ぶだけでなく、さらに積極的な対策を講じることが大切です。

 

*地盤の選択

 

最も大切なのは、地震に強い土地を選ぶことです。
地盤の強さは家の耐震性に直結し、自治体が提供するハザードマップを活用して、安全な土地選びを行うべきです。

 

*軽量化された建材の選択

 

建物の重量を軽くすることも、耐震性向上の鍵です。
屋根や外壁に軽量な材料を使用し、重い家具やピアノなどを設置する際は、構造計算を慎重に行う必要があります。

 

*耐力壁と接合部の強化

 

さらに、耐力壁を増やしたり、接合部を強化したりすることで、建物の耐震性を高められます。
これらの技術的な対策を取り入れることで、安全で快適な住まいを実現できます。

 

 

□まとめ

 

旧耐震基準と新耐震基準の違いを理解し、適切な対策を講じることで、地震発生時のリスクを低減し、家族を守れます。
安全で安心できる住まい選びをするためには、建築基準の知識だけでなく、地震に強い土地の選択、建材の軽量化、耐力壁の増設や接合部の強化など、さまざまな対策を考慮に入れることが重要です。
賢明な選択を通じて、家族の安全と将来を守りましょう。

富山市周辺で家づくりを検討中の方は、ぜひ当社にご相談ください。

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