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家事動線の良いキッチンのレイアウトについて解説します!

家づくりお役立ち情報
2024.01.11

家事動線の良いキッチンのレイアウトは、日々の生活において大きな違いを生み出します。
特に、日常的に料理を行う方にとって、キッチンで効率よく動けることは大事なポイントの1つと言えます。
この記事では、家事動線を考慮したキッチンレイアウトの基本と、キッチンの種類についてご紹介します。

 

□家事動線の良いキッチンのレイアウトとは?

料理の時はできるだけ効率よく動きたい、そう考える方におすすめなのがワークトライアングルと呼ばれるキッチン内の配置方法です。
ワークトライアングルのトライアングルとは、シンク・コンロ・冷蔵庫の位置を指し、この3つをトライアングルの形になるように配置することで、効率よく料理を進められます。

実際に配置を決める時は、位置だけでなくそれぞれまでの距離を意識して配置することで、無駄な移動を減らせます。
ワークトライアングルを作るときの適切な距離は以下の通りです。

・シンクとコンロの間:120~180cm
・シンクと冷蔵庫の間:120~210cm
・コンロと冷蔵庫の間:120~270cm

家庭によってキッチンの使い方と広さは異なるため、ワークトライアングルの理想的な距離は一概には言えませんが、上記の距離を念頭に配置することでスムーズな動線づくりが行えます。
また、ワークトライアングルとは異なりますが、キッチン内の通路幅は90cm〜120cmが理想的です。
2人以上で作業する場合は、100cm以上の通路幅を確保すると快適に料理を行えます。

 

□キッチンの種類

キッチンの種類を知ることで、よりお客様自身の生活スタイルに合った選択が可能になります。
ここでは代表的なキッチンの種類として1型・2列型・L型のキッチンを解説します。

 

*1型キッチン

シンクとコンロが一直線に配置されるタイプの1型キッチンは、限られた空間での作業効率が高い点で優れているキッチンです。
ただし、その逆にキッチンそのもののスペースが狭くなる可能性があるため、キッチンを広く使いたい方にはおすすめできません。

 

*2列型キッチン

2列型キッチンは、シンクやコンロが2列に分かれて配置されているキッチンです。
1型キッチンと異なり、調理スペースを広くとれる点で優れていますが、振り向く動作が増えてしまう点や通路の清掃がしにくい点には注意が必要です。

 

*L型キッチン

L型キッチンは、角を利用して作業スペースを確保するため、広い調理空間がほしい方におすすめです。
複数人での調理を行う方・移動に必要なスペースを広く取りたい方に最適ですが、角の部分がデッドスペースになる可能性があるため、棚やキッチン用具の設置で対処が必要かもしれません。

 

□まとめ

家事動線の良いキッチンのレイアウトは、ワークトライアングルの考え方を基にした効率的な動線計画が鍵です。
また、キッチンを選ぶときは、1型・2列型・L型といった異なる種類のキッチンの中からお客様のライフスタイルに最適なキッチンを選ぶことをおすすめします。
富山市周辺にお住まいの方で、キッチンの種類や配置でお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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