高性能住宅はどんな家？そのメリットについてもご紹介します！
せっかく新しい家を建てるのであれば、多くの人が高性能な家を建てたいと考えると思います。
高性能住宅は名前からも分かる通り、高い性能を兼ね備えた住宅ですが、高性能住宅の魅力はそれだけではありません。
本記事では、そもそも高性能住宅とはどのような住宅なのかご紹介した後に、高性能住宅のメリットをご紹介します。
□高性能住宅の基準：何を指すのか？
快適な暮らしを支える高性能住宅ですが、実は高性能住宅に明確な基準は設けられていません。
そのため、依頼する会社によって性能がどれくらい優れているのかは異なります。
しかし、共通しているポイントはあり、ここでは高性能住宅に共通している4つのポイントをご紹介します。
1.断熱性
断熱性は、外部の気温変動から室内を守る能力です。
高い断熱性を持つ高性能住宅では、夏は涼しく、冬は暖かい環境を維持できます。
また、エアコン効率も向上し、電気代の節約にもつながるのです。
さらに、結露の発生も抑えられるため、カーテンや壁にカビが生えるリスクも低減します。
2.気密性
気密性は、外部の空気が室内に侵入しないようにする性能です。
これにより、室内の温度を一定に保てるだけでなく、外部の汚染物質(花粉やPM2.5など)の侵入も防げます。
3.耐久性
高性能住宅は、一般的な木造住宅よりも耐久性に優れています。
一般的な木材住宅の寿命は30年前後と言われていますが、高性能住宅で「長期優良住宅」として認定された場合、75〜100年の寿命が見込まれます。
4.耐震性
日本は地震が多い国であるため、耐震性は家づくりの際に重視したいポイントの1つです。
住宅の耐震性は耐震等級1から3の3つにレベル分けされており、数字が大きくなるほど優れた耐震性を備えています。
当社ではお客様のニーズと確かな品質を融合させた家づくりを行なっております。
お客様が考えていらっしゃる家づくりを実現するために、職人目線でアドバイスさせていただきますので富山市周辺で家づくりをお考えの方はぜひご相談ください。
□高性能住宅のメリット
それぞれのポイントにおいて優れた性能を備えている高性能住宅は、住み始めてみると以下のようなメリットがあります。
・ヒートショックのリスク軽減
高性能住宅は気密性や断熱性が高いため、室内の温度差が少なく、ヒートショックのリスクを少なくできます。
家族が安全に生活するためにも、高気密・高断熱の高性能住宅を実現し、健康被害を減らしましょう。
・光熱費の削減
高性能住宅はエアコンや暖房の効率が良いため、光熱費が削減できます。
初期費用は高いかもしれませんが、長期的に見れば経済的です。
経済的な面で高性能住宅にするか迷われている方は、ランニングコストも視野に入れてみてくださいね。
・防音効果
高性能住宅は気密性が高いため、外部の騒音が室内に侵入しにくく、静かな生活を送れます。
外部の騒音が届きにくいということは、室内からの音も外に届きにくいということです。
小さなお子様や音楽を趣味として楽しまれる方にとっては、嬉しいメリットですね。
・災害への強さ
耐久性と耐震性を高めた高性能住宅は、地震や台風などの自然災害にも強い構造が特徴的です。
災害の多い日本において、災害に備えた取り組みは非常に重要視されています。
□まとめ
高性能住宅とは、その名の通り多くの高い性能を持つ家です。
初期費用の高さから断念してしまう方もいらっしゃると思いますが、費用に対する価値は十分にあり、長期的に見れば非常に経済的な選択と言えます。
未来の住まいとして、高性能住宅を家づくりの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
